空のペール缶を貰ったので
燻製器を自作してみることに。
あまり費用を掛けたくなかったので、事前に色々調べ必要最低限の材料を購入。
先ずは金網。
今回貰ったタイプのペール缶内径は286mm。
280mmの丸網と迷いましたが、ジャストサイズだと色々融通が利かないと思い270mmを探しました。
ダイソーで購入するより激安!
Amazonで10枚で814円でした。
温度計
油鍋用でもいいみたいですが、たまたま一番安かったのがこちらのスモーカー用でした
後はスモークチップはお試しサイズを購入しておりましたが、色々使えそうなので今回は少し大きな袋を購入。
材料が揃った所で一気に作成。
先ずは空気穴を開けていきます。
これを開けないとスモークチップが消えてしまうようです。
10㎜のドリルで均等に4箇所抜きました。
後に燃焼実験をし追加で穴が必要か確認しましたが、この4箇所、大きさで大丈夫でした。
お次は網を載せるためのボルトを通す穴。
一番下段から4段で、1段に付き3箇所になる様に穴あけ。
M6×30ボルトで作りました。
実際食材は上の3段を使用。
一番下段は食材から出る汁の汁受けを置くための一段です。
後は温度計を差す穴。
ボルト通す穴と同じで開けました。
ウッカリしていたのが蓋の取っ手。
取り敢えずその辺にあったUボルト差しときました。
偶然M6だったし丁度良かったです。
スモークチップを入れる容器は・・・・
これまたその辺にあったAmazonギフト券が入っていた容器wwww
こんなんで十分です。
というわけで簡単ですが完成www
一通り洗い、乾燥させるためにチップ無しで空焼き。
変な臭いとかしないか確認も含めてです。
ロック付きの蓋が付いておりましたが怖いのでただ蓋を乗せ、カセットコンロで熱します。
順調に上昇し、熱燻の温度帯である90度くらいで火を止めてみました。
穴開けを空気穴の必要最低限にしたこともあり保温効果は抜群でしたが、チップを燻し続けなくてはならないので弱火で加熱し続けるため、温度調整で蓋で少し隙間を作り温度調整する必要があります。
まぁそれは追々・・・・実際やってみてから温度調整窓でも作ろうかな・・・・
道具が出来ればすぐ試したいもの。
早速ですが、失敗が少ないとされるチーズと、煮卵、アオリイカの一夜干しを試しに燻製に。
チーズはそのまんま。
味玉は醤油、みりん、出汁=1:1:1を煮切り、冷ましたものに茹で卵を1日漬けたものです。
少しおろしにんにくも入れました。
半熟にしたかったのですが、飲みながら作っていたためウッカリ完全に火を通してしまい、更に殻剥きも失敗。
妻に呆れられました・・・・
アオリイカも解凍したものを塩水に漬け一夜干し・・・・のつもりが丸2日干してしまいカラカラに。
まぁいいさ。失敗は誰にでもある。
Amazonギフト券が入っていた容器に軽く一握り分のスモークチップを入れ、底に置き、網を4段セット。
一番下段はアルミホイルを広げて敷き簡易な汁受け。直接チップに掛からなければそれでよし。
2段目にアオリイカ、3段目に煮卵、4段目にチーズを置き、カセットコンロを着火。
煙が出てくるまでは強火、煙が出てからは弱火に。
軽く隙間を開けて蓋をして、温度計と煙の具合をちょいちょい見ながら1時間ほど。
温度が上がりすぎるのを避けるため火を弱めすぎて途中消えたりしました。
やはり温度調整用の窓が必要なようです。
まあ消えても煙が充満してしてたので慌てて火を強めなくても良さげでした。
燻製らしい色が付いたらしばらく蓋をしたまま冷まします。
実際には寝落ちてしまい翌朝開けました。
翌朝、期待を胸に蓋をパカッ!!!
ん?チーズの数が減ってる?
確認すると私が寝落ちしたため、妻と子供が一個ずつ食べておりました。
私も食べてみるとチーズは旨い!!!濃厚で明らかに旨味が凝縮されておりました!!
玉子は少し味付け時間が長かったのかやや塩分強めでしたが初めてにしては上出来。
やはり半熟な方が私好みかも。
アオリイカはカラッカラでイカ燻では無かったですが良いツマミにはなりました。
こちらも次回リベンジですね
今回燻製器を作ってみて思ったより簡単に出来上がった感じでした。
心配していたのは、カセットコンロで熱した際、、ボンベが過熱される危険性でしたが、ボンベ触っても全く問題なさそうでした。
大きさも丁度良く、全体にしっかりと煙が回り燻製されておりました。
イメージでは肉類や丸のままの魚等、吊り下げての使用も出来るので今回リベンジも含め今後やってみたいと思います。