ついに終わった例大祭!  前編

お久しぶりです

 

 

 

 

タイトルの通り、私の住んでいる地元のお祭りが4月15日に行われました。

 

佐渡ヶ島では鬼太鼓(おんでこ)と呼ばれる神事があり、特に4月15日は島内あちこちで行われております。

 

雄雌別の鬼の面を被り、太鼓の音に合わせて舞いを行います。

 

集落の氏子の家を一軒一軒門付けし、鬼太鼓を舞います。

 

本年度の練習は3月5日から始まり、4月13日まで行われました。

 

 

今回は鬼太鼓の練習から祭り当日までを記事にしたいと思います。

 

 

予め書いておきますが、あくまで私の区の青年会での話ですので、佐渡島みんなが同じと言う訳ではありません。

 

 

 

 

3月3日 太鼓縛り(練習始め)

 

毎年、練習始めは太鼓を太鼓の足に縛り、練習の準備を行います。

 

準備が終わったその後は飲み会です。

 

約1ヶ月半の間、鬼さんを始め他のメンバーも踊りを教えに来てもらわなければなりません。

 

その「宜しくお願いします」の意味の飲み会です。

 

場所は公民館で行います。

 

f:id:sadoeging:20180420153339j:plain

昨年、一昨年と2年任期の鬼をやり遂げてくれた、近所の仲間であり、当ブログでもちょいちょい登場するAB氏。

 

 

日本酒大好き!キリンラガー大好き!女大好き!の好青年です。

 

 

新潟へ転勤になってしまい残念でしたが、他にも転勤等で新潟に在住しているメンバーがいるので、青年会新潟支部として現在も在籍中です。

 

 

f:id:sadoeging:20180423131307p:plain

 

f:id:sadoeging:20180423131125p:plain

 

f:id:sadoeging:20180420153447j:plain

AB氏。鬼を見事2年務めたため、今年は裏打ちを頑張ると意気込んでおりました。 

 

 

3月5日~4月12日 鬼練習   

 

今年の鬼さんは、一人はAB氏と一緒に1年目をやり、今年2年目となるBIG君。

もう一人は今年が初めての新鬼、よさべい氏。

 

f:id:sadoeging:20180420154439j:plain

練習序盤で基本のモトバチを頑張るよさべい氏 

 

 

 

 

 

聞くと、大学在学中にアイスホッケーをやっていて膝に爆弾を抱えているとのこと。

 

練習中盤当たりから、膝のお皿が外れて転がっていくんじゃないかと心配していました。

 

こちらも毎日練習後に足を引きずって帰る姿を見ていつも心配しておりました。

 

 

鬼の練習は見た目以上に過酷で、これまでに練習中にアキレス腱を断裂する人も居れば、膝を痛めて入院しボルトを入れる手術した人、また、練習中よりも悲惨な祭り当日に肉離れを起こし病院に運ばれる人も・・・(;´Д`)

 

  

f:id:sadoeging:20180420164237j:plain

水車を頑張るBIG君。 

 

彼は2年目で、さらに昨年多くのイベントも出ているのでもうベテランです。

 

ただ、踊りは出来ても、早朝から夜中に掛けて踊り続ける体力をつけるため、練習は必須です。

 

普段から運動して鍛えているBIG君ですら練習はかなり堪えたようです。

 

練習序盤はお面を付けずに行います。

 

お面は重いので付けると慣れるまではフラフラになります。

 

f:id:sadoeging:20180423132926j:plain

 

 

 

 

 

 

 

f:id:sadoeging:20180421091253j:plain

厳しい練習の後は酒飲みタイム。

 

我らが青年会は、青年会と言えど大半中年です。

 

日本酒好きの酒豪たちが勢ぞろいです。

 

私も入会した歳は若く、20代前半でしたので、毎晩飲まされては吐いたり記憶を失っておりました。

 

毎晩写真の様な有り様なので酒代もかなりのものです。

 

昨年釣ったアオリイカの一夜干しや、ゲソがおつまみとして活躍しました! 

 

今年度の最遅記録は確か午前2:30でした・・・

 

 

3月24日 中日/なかび(練習日数の概ね真ん中)

 

これは写真を撮り忘れたので載せられないのですが、本番までの練習のちょうど真ん中辺りで行います。

 

 中日では雄雌の鬼が公民館内で鬼を1回ずつ舞い、その後は飲み会です。

 

この日を境に実際にお面を付けての練習になります。

 

 

 4月13 前祭り(練習の打上げ)

 

4月12日が練習最終日として、4月13日は公民館前の屋外にて雄雌がそれぞれ鬼を1回ずつ舞います。

 

f:id:sadoeging:20180423133503j:plain

 

 

f:id:sadoeging:20180423133751j:plain

この日はよさべい氏とその奥様のご両親が関東からわざわざ見に来てくださいました。

 

お祭り当日までおられるとの事。

 

嬉しいことです。

 

舞いが終わると、恒例の飲み会です。

 

翌日は幟立てがありますので、あまり無理な飲み方はしません。

 

 

 

4月14日 幟(のぼり)立て  

 

祭り前日の朝に幟立てを行います。

 

集合は朝6:00。青年会やそのOBをはじめ、氏子全体で行います。

 

毎年、前日は前祭りで酒を飲んでいるので、起きられるか不安です。

 

が、今年は目覚ましを掛け忘れたにも関わらず、5:00に起床。

 

ゆっくり支度し、5:45頃に歩いてお宮に向かう途中、何やらガヤガヤ聞こえます。

 

「まさかっ?!」と小走りになると、すでに幟の2本中2本目を立てる所でした。

 

とりあえずロープを引っ張るのをお手伝い。

 

こちらも写真を撮り忘れたので載せられませんが、めっちゃ長いです。

 

電柱より長いです。

 

補強用にロープを2方向に引っ張り、電柱に縛り付けて完成です。

 

 

 

 

4月14日 お祓い  

 

夕方17:30よりお祓いです。

 

 

17:00頃、公民館に集合して祭り当日使う太鼓や道具類、鬼の面、衣装、法被などを車に積み込みお宮に向かいます。

 

 

例年だと、同じ宮の隣の集落が鬼太鼓をやっているのを見られるのですが、今年は雨が降っていたため時間ぎりぎりに宮に到着したところ終わって帰ってしまっていました。

 

 

写真は以前撮影したものです。

f:id:sadoeging:20180423142639p:plain

 

神主さんに、お祭り当日怪我や事故が無い様、お祓いをしてもらいます。

 

人も道具もです。

 

 

青年会新潟支部のメンバーもお祓いから全員集まることが出来ました♪

 

 

これが終わると、また道具類を公民館に運び解散です。

 

 

いよいよ明日は祭り!

 

 

遠足前日の子供の様にワクワクして中々寝付けないので、飲んで寝ます。

 

 

 

 

 

 

後編へつづく・・・